コムセント 技術情報

  1. TOP
  2. コムセント 技術情報
  3. デザフェス初出展で知っておきたいポイント

デザフェス初出展で知っておきたいポイント

2023年11月11日(土)12日(日)の2日間にわたり東京ビッグサイトでデザインフェスタvol.58が開催されました。

今回私は12日(日)に初出展しましたが、初出展するのに、何から始めたらいいのか、何を用意するのか分からず正直不安だらけでした。 このブログでは初出展者に向けて不安を解決しポイントを抑え、初出展を成功させるためのブログになります。

 

初出展のブース

ほっこり笑顔になるブサカワな動物たちを描いているオリジナルブランドsunshinesを立ち上げました。

初出展した時のブースの画像が配置されています。

デザインフェスタ

デザインフェスタとは

1994年からはじまりまった日本最大級のアートイベントで、イラスト・絵画・雑貨・アクセサリー・ファッション・インテリアなどオリジナルであれば無審査でどなたでも販売・展示ができるアートイベントです。年に2回(5月と11月)開催され、現在では出店数が約6,500ブース、来場者数は2日合計で約6万人が参加します。

申込の流れ

1.申し込み2.当選発表3.出展料のお支払い4.出展申し込み完了5.必要な方のみレンタル備品・宅配搬入申し込み6.イベント当日

準備をする

満足ではなく需要があるかどうか

グッズ制作は「可愛いから作った」「売れそうだから作った」など自分が満足するものを作るのではなく、需要があるかどうかを考えましょう。
今回発注したグッズの中で1番上手に作れて絶対売れると思っていたマグカップとカレンダーですが、どちらも売れいきが良くありませんでした。よく考えたらマグカップは大体の人が持っていて1つで十分ですし、カレンダーは最近では安くて可愛いものが100均で買うことができます。
逆に、A4ポスター(額縁付き)や缶バッジ、ポーチなどここでしか買えないもの、特別感があるものは売れました。

グッズ制作は発注会社を変える

制作会社ごとにグッズの安い・高いが異なりますので、利益を少しでもあげたいならグッズごとに制作会社を変えることをおすすめします。
例えば、Tシャツ10枚マグカップ10個を発注したい場合A社にTシャツとマグカップをまとめて発注するよりも、Tシャツを最安値で制作できるA社にマグカップを最安値で制作できるB社にマグカップを発注した方が1,900円も安くなります。

名刺は個性の塊

名刺はインパクトとこだわりが大事です。なぜなら、商品を購入しなくても名刺にインパクトがあれば作品の印象に残るからです。
私が作った名刺は飾っても可愛い、携帯やお財布に挟んでも映える運転免許証風にしました。届いた時は角が尖っていたのですが、免許証らしさがなかったため1つ1つ手作業で角を丸くしたり、sunshinesをお披露目して1年目だったので表面の帯の部分をグリーンにしたり、SNS(Twitter→現在はX)やLINEスタンプなどのアカウントをQRコードにしていつでもみれるようにして工夫しました。
考えていた通りに、名刺が運転免許証というのはインパクトがあるらしく、受け取って頂いたお客さんは『運転免許証だ』『すごい』と興味を持って立ち止まり作品を見てくれる方やSNSで名刺だけを載っけてくれている方もいました。

運転免許証風の名刺の画像です。

sunshinesの動物1匹が名刺いっぱいに配置されています。

販売のポイント

1,000円以上は売れにくい!?

1,000円以上するグッズは手に取ってはもらえるもののあまり購入されませんでした。逆に、1,000円以下のグッズは気軽に手に取りやすく、複数種類購入してしまうという傾向がありました。実際にA4ポスター(額付き)1個600円を3枚購入して横に並べると言う方や缶バッジ1個300円を2個購入して鞄に付けると言う方が多かったです。他のブースでも100円から1,000円以下が多く見かけられました。

高さを出して目立たせよう

初出展はほぼ無名だと思うので、お客さんがこの商品が欲しくてブースに来たと言うよりかは、たまたま通りがかって『気になる』『なんだろ』で立ち寄ってみたと考えていいでしょう。
興味を持ってもらうと言っても会場は広いしブース数も来場者数も多いので、高さがないと近くまで来ないと何を販売しているのかも分からないので、ブースに来てもらえるかどうかも分かりません。つまり、高さを出して遠くからでもどんなものを販売しているか理解してもらえることで、目的地ができ、ブースに来てくれる確率も高くなると思います。
壁もレンタルできますので、是非活用してみてください。

高さを出したブースを遠くから見た時の画像。

レジアプリを使用する

『即売レジ』と言うアプリは事前登録したアイテムアイコンをタップするだけで、合計金額が計算され、会計画面で預かり金額を入力すればすぐにお釣り額を確認することができます。また、搬入数を設定しておけば残数と完売状況を把握できるのでとても便利です。

https://www.ddworks.info/app_sokubai//

まとめ

この記事を読んで少しでも不安が解消されましたでしょうか。
初出展は分からないことだらけで不安だと思いますが、一番大事なことは楽しむこと!
例え、赤字で終わっても経験を買ったと思えば安いものだと思います。
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

おすすめ記事